「脳腸相関」「腸は、第二の脳である」
こんな話を聞いたことがありますか?
脳と腸は繋がっている=心と体は繋がっているともいえるのではないのでしょうか。
例えば、感情(性格)を支配する脳内の代表的な脳内神経伝達物質といわれるものにドーパミン(快感ホルモン)、ノルアドレナリン(ストレスホルモン)、セロトニン(幸せホルモン)というものがあります。
以前もお話ししたように、セロトニンがドーパミンとノルアドレナリンのコントロールをしています。のなで、簡単にいうと感情のコントロールには「セロトニン」は大切ですとの話でした。
人間の脳は、血液脳関門といわれる門があり、特定のものしか通り抜ける事はできなくなっている構造になっています。
そのため、セロトニンは大きすぎて門をくぐれないのです。
そこで出てくるのが、腸内細菌です。
腸内細菌がセロトニンを5-HTPに変えて脳内に運べるようにしてくれています。
そして、脳内の2%のセロトニンが作られるわけです。
その他にもセロトニンの腸での濃度が脳に影響もしているそうです。
では、セロトニンを増やすために良い食事、生活(日光)、運動(リズム運動)をするという事はとても大切です。
それに加え、その途中に存在する腸内細菌や腸自体(腸内細菌の住まい)もメンテナンスする必要があるのではないのでしょうか。
経験から精神を病んでしまっている方や原因不明の体調不良の方は、とても腸がカチカチでとても硬いように思います。
腸も筋肉なのでコリを解消していくと「ゴロゴロー」という音が聞こえ活動していく方が多いです。
血流が良くなるという事は、酸素や栄養が運ばれ腸内細菌も住みやすくなるということです。
最近は、腸活、腸にいい食べ物、腸にいい運動など言われており、腸の重要性に注目されています。
それに加え、腸をフワフワにして腸内細菌が住みやすい環境を作る事も大切に思います。
それが、結局感情に繋がっているということですもんね。人間の体は、ほんとに不思議なものです。
大野城市 風の音整体院