日本で2023年時点で100歳以上の高齢者の人口は、3624万人だそうです。
福岡ドームは、コンサートで3万人の収容人数だそうです。
そう考えると、約1200個の福岡ドームに100歳以上の方がいらっしゃる。。。すごい!!
昔、金さん銀さんがテレビで人気でしたが、時代は変わったものです。
私が担当したリハビリの最高年齢104歳の女性の方も本当にお元気ですごく自主訓練など努力されていたのを思い出しました。
ところで、高齢者が多いということは介助者も高齢者のパターンも多いと思います。
介護は、今までスタッフとして一部だけですが、みていた私としては、形はどんなもの(介助者が働いている、専業主婦、数人での助けを得れる、お家で一緒に暮らしている、施設に預けている、近くのでつの住まいにいらっしゃるなど)でも本当にそれぞれ大変な部分が違っていて、精神的にも身体的にも大変だと思います。
特に、介助者である自分に健康不安があるとさら精神的にも身体的にも負担が大きくなります。
自分がやはり一番です!自分の健康あっての人への手助けです。というのも、今まで何人も介助側がボロボロになっていく現実を感じてきました。腰の痛みなどほぼみなさんお持ちでした。。。
あとたまには、自分の時間を持つことが本当に重要だと思います。精神面を守るためにも。
今回は、少しの助けになればと思い介護負担になっている動作の楽な立ち上がりの介助の方法を少しお教えしたいと思います。
まずは、介護される側の足の立ち具合の程度を把握します。方法としては、前から脇に手を差し込み(転倒しないように)お尻が座面から自力で離れるかをみます。
次に、お尻が自力で離れた場合だと脇に差し込んだ手で体を上に持ち上げるだけです。
お尻が自力で離れなかったら、差し込んだ手で介護者の体を固定し、介護者の足に体重が乗るように思い切って自分の方によせてみてください。そこから、介助者と介護者同時に立ち上がります。
この2点の動作中、介助者がどの時に力がいるのか意識する事が大切です。何回か試してみてください。
これは、介護される側の方は一人一人筋力も、姿勢も、身長も、障害も痛みも違うのでその人に合った介助を見つけるのに重要です。集団の講習会などでは基本は学べますが、本当に大切なのは個別のやり方です。
最初にそうすることで、介助者側の今後の蓄積される体力の減り方が違ってきますし、介護される側も動きやすくなります。介護される側も自分でできるところもあるのでリハビリになりどんどん筋力が増えてきます。そうする事で介護される側も精神的にも明るくなるし、当然介助者の体力と精神的な負担の温存もできます。
ぜひ、介護の状況になったら試してみてください。
大野城市 風の音整体院