しびれの原因は、さまざまです。例えばビタミンの不足でもおきますしね。
今回は、しびれの原因で多い胸郭出口症候群に限定し、話したいと思います。
胸郭出口症候群は、ご存知でしょうか?
胸郭出口症候群とは、手がしびれたり、腕に力が入りにくくなる神経の病気です。
では、どのような状況かかというと、
①では、前斜角筋と中斜角筋の間が狭くなっておこる斜角筋症候群(しゃかくきんしょうこうぐん)
②は、鎖骨と第一肋骨の間の間が狭くなっておこる肋鎖症候群(ろくさしょうこうぐん)
③小胸筋が肩甲骨に付着するところで起こる小胸筋症候群(しょうきょうきんしょうこうぐん)
この①②③の総称が、胸郭出口症候群という事になります。
施術としては斜角筋や小胸筋などを中心に首、肩、肩甲骨あたりを正常な位置に戻す為に、関係箇所の筋を緩めたり、ストレッチしたり、軟部組織の癒着を取ったり、姿勢調整を行うということをします。
そうすると、まず血流が良くなります。血流が良くなると、どんな状況でも神経に栄養や酸素が行き渡りますので、しびれが引いてきます。
神経が傷つくと個人差にもよりますが、数ヶ月〜2年といわれていますので、神経が傷ついてしまっていたら、血行をよくしてもすぐにしびれが取れるとはなりません。
しかし、安心してください、徐々にしびれの種類や場所が変わってくるような変化があります。
その為、改善傾向にあるのは自覚できます。
もう1つは、初期で神経が傷ついていない状態だと血流改善と姿勢調整でその場でとれる方もおられますす。
この場合だと、結構驚く方も多いですが、実は圧迫していただけか神経自体に影響が及んでいたかの違いのようです。しかも、これは期間が長い、短いは関係ないようです。
正直、痛みよりしびれの方が取れにくい事は確かです。でも、上記の事が分かって施術を受けるのと受けないのではわけが違うと思いますので、当院ではしっかり説明を行いながら納得して施術していただけるようにしています。
是非一度、お気軽にお問い合わせください。
大野城市 風の音整体院