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アロマって効果あるんだよ。
リラックス効果でよく寝れるんだよ。
このようなことを聞いた事は、ありますか?今日は、香りについて書いてみます。
嗅神経細胞には約1,000種類の香り物質に対応する受容体が存在し、1個の嗅神経は1種類の受容体をもっています。
特定の嗅覚受容体を発現する嗅神経の軸索は、嗅球の糸球体に投射していて、嗅球には匂い地図がつくられています。
嗅球に達した香り情報は次の神経に伝達され、大脳辺縁系に達します。
大脳辺縁系は学習・記憶、情動などの機能と密接に関連している部位です。
そして、香り情報はさらに視床下部に伝えられます。視床下部は自律神経系や内分泌系を支配しています。
ストレスが負荷されると、視床下部からのコルチコトロピン放出因子の分泌が促進され、下垂体前葉から副腎皮質刺激ホルモン、副腎皮質からはグルココルチコイドが分泌されます。
そして、最終的に免疫能の低下が引き起こされます。
一方、リラックスした状態ではグルココルチコイドの産生・分泌は低下し、免疫能が増強されます。このように香りは嗅覚と感覚認知に影響を与えるだけではなく、自律神経系、内分泌系、免疫系などにも作用します。
いい香りを嗅ぐと心地がいいですよね。リフレッシュしたり、雰囲気を感じたり、リラックスできたり・・・
身の回りでも、気をつけて感じていると、匂いによって空間分けをしている場所なども結構あるんですよね。
五感の中で記憶に残りにくい、忘れやすい順番としては聴覚、視覚、触覚、味覚、嗅覚だそうです。
嗅覚は、忘れにくいものなのですね。確かに、そう考えると過去の経験から匂いが記憶に結びつくことはよくあります。
みなさんは、ご自分だけの良い記憶にある匂いはお持ちでしょうか?
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