カテゴリー:坐骨神経痛 / 脊柱管狭窄症 / 腰椎ヘルニア / 風のたより
「100m程で歩くと、足がしびれる。」
「足の裏が常にしびれている。」
このような訴えで来られた●さん。
脊柱管狭窄症と診断をうけておられるそうです。
できるだけ手術は回避したいとの希望でした。
この方は、脊柱管狭窄症なので背骨の中に通っている神経が通り道が圧迫され、坐骨神経痛として症状がでている様子でした。
100mで歩けなくなるというのは、脊柱管狭窄症の特徴的な症状としてある間欠性破行という状態と考えます。
まず、脊柱管狭窄症になったのはなぜかというと、姿勢や生活習慣などで変に荷重が一点にかたよってしまった結果、長期間であれば、筋肉のコリだけでなく骨がズレてしまうという事につながったと思います。
その為、施術としては、直接的な坐骨神経周囲の筋肉を緩め、神経に栄養と酸素がいく状態を促します。そして、そこに関係のある関節の可動性の調節、最後に全体的な姿勢の調整が必要になってきます。
そして、長年積み重なった生活パターンで出来上がった姿勢を修正していくには、姿勢を調整していくその方にあった体操が効果的です。
この方は、立ち上がった時の痛みがなくなって、100mで歩けなくなる事もない日もあるそうです。
姿勢を変えていくのは、結構な期間がかかります。
姿勢を変える難しい所は、意識してできる姿勢を変えるのは簡単ですが、無意識に取っている姿勢を変化させる事がかなり期間を要するのです。
例えば、O脚はカカトをつけて、ハの字にすると見た目はO脚矯正ができます。しかし、O脚の方は無意識の状態でのO脚改善をしたいわけで、詳しくいうと股関節の位置の矯正が本来の望む状態だと思います。
膝は曲がると伸ばすの動きだけなので、足全体を見るとO脚は横の動きなのです。そのため、膝を矯正するのではないのです。
話がずれてしまいましたが、姿勢を変えていくには、原因の追求と姿勢調整2つが必要です。そして、長期間かかる姿勢改善は自宅での簡単な体操で可能です。
坐骨神経痛でお困りの方は、ぜひ風の音整体院の施術を体験してみて下さい。お待ちしています。
大野城市 風の音整体院