
「枕の高さを見てほしい。」
「枕はどんなものがいいですか?」
このような質問を受けることが多いです。
その時私の考えとして、いつもお答えしているのは、目的によって変わってくるということです。
もっとよく眠りたいもしくは現在不眠に悩まされている方か、特に睡眠は取れて満足されている方の2パターンに分けてアドバイスしています。
睡眠に不満がある方は、立っている時で横から見た時の耳の穴と肩の位置関係で、やや高い枕を選ぶと寝心地が良くなります。
もう一つのパターンである、あまり睡眠に不満がない方であると、できるだけ低い枕を提案しています。
その理由として、低い枕で仰向けに寝ると耳の穴と肩が一直線に近づきます。その寝ている姿勢のまま立つ姿勢になると猫背や巻き型など姿勢不良が改善されていくのです。
赤ちゃんの枕をみてみて下さい。かなり低いですよね。

まとめとして、整体業の私としては、いい方へ体を調整していきたいという考えのもとでおすすめできる枕の高さは上記の2パターンあるということです。
そのため、高い枕でぐっすり睡眠が取れる方になった方も、徐々に低くして生活の中で姿勢を改善していくことをオススメします。
睡眠も人生の1/3の時間を費やす生活パターンの一つと考えると姿勢についてはとても大切です。

枕は、「大切な頭を守るという意味だけではなく、正しい姿勢を睡眠中もキープし、安眠へと誘う重要な役割を担っている」ということが言われていますが、正しい姿勢を保つためにには低い方がいいし、安眠を得るためにはほとんどの方は高い方がいいと思います。
お体の事でお困りの方は、是非一度、風の音整体院の施術を体験してみて下さい。
大野城市 風の音整体院