カテゴリー:股関節の痛み / 股関節人工関節手術後 / 風のたより
「駅の階段が登りも降りもできません。」
「股関節が痛い。」
「病院では、異常ないらしいです。」
このような訴えで足を引きずってこられた●さん。
全身施術してみると、上半身のコリ、特に肩や首周囲のコリが著しく、ご本人も凝った感覚はなかったようです。
体のさまざまな筋肉の周りには、筋膜がありつながりがありますので、股関節にも影響を及ぼしていることもよくあります。
元々、人が猿の時代には、前足と後足があり荷重が分散されていましたが、進化の過程で2足歩行になり体重は2つの股関節のみで支えないといけなくなりました。
股関節は、他の関節と比べ、曲げたり、伸ばしたり、左右に捻ったりさまざまな動きをする関節なので、ある程度の自由度と上半身を動かすための固定性を両方かね揃えていなければならないので痛みやすい関節だといえると思います。
その股関節に負担を生じさせないためには、自由度がないのか、固定性が不足しているのか評価し、そうなっている原因を考える必要があります。
●さんの場合は、上半身のコリと自律神経の乱れが関係しているようでした。
そこらへんを中心に施術を行い、今では階段はもちろんのこと、毎日10000歩歩いているとのことです。
本当に良かったです。ご本人は内心、手術になると確信めいたものがあったのよ実は。。。と言われていました。
●さんは、股関節に痛みがありましたが、股関節の不具合で膝や足に不具合が起きることもよくあります。
やはり、人間の体は一部分で動いているわけではないので総合的に動きを見る必要があります。そうすることで、姿勢も自然と改善し、改善した状態で筋肉がついてくるので痛みのない再発しにくい体になる事ができます。
どこに行っても中々改善のめどの立たない方や、長年頻回に通わないといけない体と決めつけている方などおられましたら、一度風の音整体院の施術をうけてみてください。
大野城市 風の音整体院