最近、インソールなど足元を安定させるようなものも多く出ており、注目されるようになりました。
なぜ、足の裏が重要なんでしょうか。
それは、私としては3つ考えています。
まず一つ目に、歩行する時に体が地面に唯一接している場所だから大切という事です。
詳しくいうと、足の土台が不安定だとその上にある体ももちろん不安定になります。
逆に安定していると、体の土台として機能しているということになり、上に位置する体の部位も安定した動きができるという事です。
不安定=痛みにつながりやすいのです。
次に二つ目として、体のバネ、つまり衝撃吸収の機能です。
足の裏には、土踏まずと呼ばれる場所のように、専門的には縦のアーチ、横のアーチというその名の通りアーチを形取っている場所があります。
これは、人間が動作する時に体にかかる衝撃を吸収するために、バネのような役割をしています。
その為、例えば、扁平足の方は足の衝撃吸収機能が弱まっているために、その他の体の機能を倍増させて足の衝撃吸収機能をかばうように他の箇所が代わりに働く必要があります。
そのため、疲れやすかったり、膝や腰が痛かったりする頻度が多いという事が見られます。
最後3つめとしては、足の指が使えていない方が多いということです。
浮き足といわれるものです。
指が使えていないと、足首が安定しません。
その為、捻挫などの足首を痛めたりすることも多くなってきます。
足の裏は、人の土台ということを考える上でも大変重要です。
世の中には足ツボマッサージといわれるものもあるので、私が思うよりもっと重要な箇所なのかもしれません。
どちらにしても、足元を整えて悪い事は一つもありません。いいことばかりと思います。
色々考え方があるとは思いますが、私が考える一番良い整え方は、自分の元々持ち合わせている機能を弱体化させず、ない部分だけを補強し、ない部分を機能回復するやり方です。例えば、よくあるのが、クッション性が良すぎるインソールをいれるのは体を弱体化させてしまうので実はオススメできません。
クッション性がいいというのは、体の衝撃吸収機能を衰えさせる手助けになってしまうのです。
どこかに痛みがある方は、一時的に使用するのは良いかと思いますが、痛みが落ち着いたら徐々に補助(インソール)は減らしていくのが、自分の体の弱体化につながらないと考えます。
その人、その人にあった足元の整え方がありますし、足元で姿勢は変えられるので大変重要です。
風の音整体院では、最終的には、いつもの不調を生じてもすぐに自分である程度治せる事ができる体の獲得を目指しています。
その為、ご自宅でできるようなアドバイスなどその都度行っています。
お体に不安のある方は、一度体験してみてはいかがでしょうか。
大野城市 風の音整体院