
「硬いですね・・・。」
「肩凝っていますね・・・」
このような事を言われた経験がある方が結構おられるのではないでしょうか?
しかし、施術をしている私から言えば、柔らかいから症状がない、硬いから症状があるというわけではないと実感しています。
筋肉が硬くて、関節も硬くなりやすいということはあります。
また、筋肉が柔らかくて関節も柔らかいということもあります。
しかし、症状があるか、ないかは別のようです。
筋肉、関節が硬めの方の症状の出かたとして多いのが、関節の動く範囲が左右差が大きくある、もしくは左右共に正常範囲から大きく外れているという事があります。

また、筋肉が柔らかめの方の症状の出かたとしては、表層の方は柔らかいのに深い場所が硬いため、元々柔らかいので標準的な関節の可動の範囲はクリアしていても、左右差が大きいという事が見られます。
その為かわかりませんが、女性の筋肉が比較的柔らかめの方の方が症状は改善させるのが難しいのではないでしょうか。
例えば、このような方を無理にストレッチすると、そこの関節以外の関節も柔らかいので痛めてしまったりしますので最新の注意が必要です。
筋トレも無理に間違った方法で行うと、関節がズレて痛みが強くなってしまったりする事もあります。
その為、このような方には深部の筋肉自体を丁寧に緩ませていく事が症状の緩和には唯一必要なのです。
一方筋肉が硬めの方は、ストレッチなどを行い関節を正常範囲にしていく事で大きな効果が見込まれやすいです。
ただし、筋肉の質が元々硬い為、強めのストレッチが必要です。その為、関節一つ一つの正常の可動範囲がどのぐらい必要かの知識がはっきりしていないと痛める可能性があります。

このような事を考えるとやはり、個別性が大切だと思います。
一人一人の体の性質を把握した上で安全に施術していくというのが土台としてあって、そこが確保されて初めて改善という事があると考えています。
お体の不調でお悩みの方は、ぜひ風の音整体院の施術を受けてみてください。
大野城市 風の音整体院