カテゴリー:コロナ後遺症 / 手術後 / 手術後の不調 / 股関節人工関節手術後 / 風のたより

厚生労働省が発表している、代表的なコロナ罹患後症状、つまり後遺症は、疲労感・倦怠感、関節痛、筋肉痛、咳、喀痰、息切れ、胸痛、脱毛、記憶障害、集中力低下、頭痛、抑うつ、嗅覚障害、味覚障害、動悸、下痢、腹痛、睡眠障害、筋力低下です。
一方、脳の酸素が少ない状態の症状としては、頭痛、めまい、吐き気、倦怠感、集中力低下、記憶力低下などがあります。また、手足の麻痺や筋力低下、意識障害、言語障害などの症状も現れることがあります。
さらに自律神経がみだれるとおこる代表的なものが、頭痛やめまい、動悸、吐き気、腹痛、下痢などの身体症状と不安やイライラなどの精神症状です。

以前から思っていたのですが、コロナ後遺症の方の症状として、呼吸が入りにくく脳に酸素や栄養が行き届かない状態が継続しているのではないかと感じていました。
訴えられる症状も、胸郭が硬くなっているために十分な酸素取り込みができない結果脳の血流も悪くなっているような症状ばかりなのです。
そのため、自律神経に関する箇所や上部体幹を中心に施術を行なうと大きな改善がみられることが多いです。
病気や怪我が治癒しても、その周囲の筋肉や関節の状態が病気の時の状態を維持してしまっていることは、よく施術していてもみられる現象です。

内臓や外傷も含めた病気や怪我、さらには手術など行なった方はどうしても組織の癒着がおこる確率が多いです。
その時は、病気が治って良かったとなるかもしれませんが、その後にちゃんとしたケアをしていないと、その部分と関係のあるそことは遠い箇所や別の箇所に不調が起きやすくなるようです。
その理由として私は日々施術していますが、症状の元々の原因を探るようにしています。
そうすると、症状が緩和され、最後に残るのが何十年前の手術の周囲ということがよくあるのです。

このことからわかるように、不調が起きた時になるだけ早い段階で、構造的なものを元々の状態にできるだけ近づけておくという事が非常に重要だと感じています。
慢性化すると、不調が増えてくる、辛さが大きくなるだけではなく、治るのにも遠くなり時間を要してしまうのです。
そのため、早い段階で改善していく事を風の音整体院では推奨しています。
お体の事でお悩みの方は是非一度風の音整体院の施術を受けてみてください。
大野城市 風の音整体院