頭痛
頭痛薬を頻繁に常用していると脳などの中枢神経での痛みに対する感受性が変化し、痛みに過敏になり、ちょっとした刺激でも強い痛みを感じるようになるようです。
そして、痛みの性質や痛みがでる場所が変化するなど頭痛が複雑化し、次第に頭痛が起こる回数が増えて痛みも強くなり、薬が効きにくなっていきます。
この症状は、結構最近、増えてきているようです。
忙しいストレス社会とスマホの影響なのかもしれません。

頭痛には二種類あって。一次性頭痛と、何かの病気に伴って起きる二時性頭痛があります。
一次性頭痛としても1.片頭痛、2.緊張型頭痛、3.群発頭痛、4. 三叉神経(さんさしんけい)・自律神経性頭痛と分かれています。
その中でも最も多いのが緊張性頭痛です。
特徴をあげると
- 頭の周りや首の後ろから肩、背中にかけての筋肉が緊張することで起こる頭痛
- 後頭部を中心に頭の両側や首筋にかけて痛みを感じる
- 圧迫されるような、あるいは締めつけられるような非拍動性の頭痛
- 痛みは軽度~中等度で、日常生活に支障が出ることはあっても寝込んでしまうようなことはありません
- 光か音のどちらかに過敏になる人もいる
- 体を動かした際に痛みが悪化することもありません
この原因は筋肉の緊張といわれています。
つまり血流の流れが悪くなっていて起こるものです。
一方、緊張性頭痛の次に多い、頭の片側または両側のこめかみにズキズキと脈打つような痛みが起こる片頭痛は、血管の炎症・拡張による痛みです。
特徴としては、
- 痛みの程度は中等度~重度で、何もできなくなるほど強い痛みが起こることがある
- 身体活動、明るい光、大きな音、特定の匂いによって頭痛が悪化することがある
- 吐き気や嘔吐を伴うことが多く、普段はなんでもないような光や音に対して過敏になるといった随伴症状がみられる
- 頭痛が始まる前に前兆や予兆がある場合もある
- 肉親に同じような頭痛を持つ人がいることが多い
- 女性が男性の2~4倍多く、20~40歳代の女性に起こりやすい頭痛ともいわれている
しかし、こう入った種類分けがありますが、実際施術していると、混合型が多いなと感じます。
そして、肩、首、背中などの緊張は共通してあります。

当院では、全身施術を行い自律神経を調整しつつ筋肉の緊張を軽減していきます。
そうする事で、筋肉の緊張からくる緊張性頭痛と一部の血管の炎症・拡張によりくる片頭痛の両方に対応することが可能になっています。
中々治らなくてお悩みの方は、是非風の音整体院の施術を受けてみてください。
大野城市 風の音整体院