
「頭痛がするから長めに寝たけど、全く治りません。」
「多分、枕が合いません。」
このような頭痛の訴えで来られた●さん。
全身評価してみると、頚部の歪みが見られました。
枕の高さが合わないと言われる方の多くが首の硬さがみられます。
枕については、私たちが赤ちゃんの時はとても低い枕か、もしくは枕などはしていませんでした。
いつの間にか大人になると巻き型や猫背になってしまうので、首が前に出てしまう姿勢の結果、その空間を埋めて頭を安定させるために枕を使用しているというわけです。
そのため、姿勢が前屈みになるのがひどくなるにつれ枕が高い方が寝やすいということになります。
しかし、その首の状態でさまざまな枕を試していくとどうなるでしょうか。
おそらく、どんな枕も合うものがなくなるのではないかと思います。
そのため、枕を合わすよりも体、姿勢を修正した方がどんな枕でも対応できる体になると思います。
そして何より、猫背や巻き型の進行を防げます。つまり、健康体に近づきます。

眠れない方は、その姿勢にあった枕を使用し眠りを優先した方がいいと思います。
しかし、睡眠に満足している方は、断然、低い枕にしていく方が姿勢を悪くする予防になるかと思います。
私も枕はなしか、ほぼ高さのない低いものです。
睡眠時の姿勢は、7時間としても長いので日中の姿勢にも大きな影響を与えていると思います。
眠りも良い姿勢で寝るのがやっぱり良いのです。
眠りの姿勢をコントロールするのはできないですが、唯一、枕の調整だけはコントロールできるものだと思います。
●さんは、首の調整で頭痛は消失しました。
枕の違和感もなくなったそうです。
頭痛でお悩みの方がおられましたら、ぜひ一度風の音整体院の施術を一度試してみていただきたいです。
お待ちしています。
大野城市 風の音整体院