カテゴリー:乳癌術後 / 四十肩・五十肩 / 手術後 / 肩の痛み / 風のたより
「乳癌の手術後に手に力が入りにくくなった〜」
「私も突っ張った感覚があるのよ」
「病院を退院する時も手はよく動かしてくださいね。と言われて動かしてはいたんがけど。。。」
大抵の方々は、そういうものです。上手くいった方の方が少ないのではないでしょうか。
胸や肩や手に突っ張り感や違和感、力の入りにくさ、何かが脇に挟まった感じ、痺れ、これらは癌を取り除く手術の時にどうしても組織(筋肉・皮膚・神経)が影響を受けてしまいこのような事になっているわけです。
組織が治る時に、その部分に体の反応として治そうと自分自身の体液(血小板・白血球など)が集まってきます。傷ついた場所を修復する過程で、その他の筋膜と皮膚かくっついてしまったり、筋肉の柔軟性が損なわれたりするわけです。特に、腋窩リンパ節郭清を行った際は、大胸筋や小胸筋、神経の損傷してしまいます。
しかし、大丈夫です。適切な方法で肩の可動域の改善を行っていくと、力の入りにくさや突っ張り感は無くなっていきます。中には、シビレすらとれた方もいらっしゃいます。残念ながら中々自分の体操だけでは改善できないんですよね。5年前、10年前、15年前・・・の手術でも大丈夫です。早めの方が良くなるのはもちろん早いですが。しかも、ほっとくとそれが原因で四十肩・五十肩になる事もあります。
肩が両方同じくらい動くようになると、普段の生活での血流量もふえ新鮮な血液が流れるということで、がん細胞をなくすNK細胞も活発になるということです。再発の不安も少しは減るのかなと思います。どんな方でも一日5000個の癌細胞はできていて、NK細胞の働きは重要です。つまり、全身の血流も大切という事です。
そもそも、自分が悪いと思っている方の肩の動きが悪いと余計な不安も増しますよね。気にしないようにしても、些細な動きの生活の中での違和感から不安が押し寄せてきます。手術したから肩の違和感位は仕方ない事は、決してありません。肩の動きと違和感減少は、大きく生活の質を上げます。
当院は、女性のみのスタッフで予約優先制での個室です。
どうぞお悩みの方は、お気軽にご予約ください。あなたの楽しい明日を応援し、お待ちしております。
大野城市 風の音整体院