血流とは、血の流れの事、つまり動脈、毛細血管、静脈に流れている血の流れということになります。
大人の血管の全長は、なんと約9万kmもあり、心臓から大動脈へと押し出された血液は、動脈、毛細血管、静脈を通って、最後に大静脈から再び心臓に流れ込んでいます。
それぞれの血管はその役割に適した構造になっていて、高い圧力がかかる動脈の血管壁は厚く、重力に逆らって下から上へ血液を押し上げる静脈には逆流を防ぐ弁があります。
血管内の血液には、私たちが生きていくために必要な酸素や栄養をからだ中に送り、いらなくなった二酸化炭素や古くなった細胞を運び出すという役割があります。
その為、必要な酸素と栄養を送れなくなり老廃物が貯まると当然ながら、体の不調を起こしてしまうのです。
(血流が悪くなる要因3つ)
①ストレスや自律神経の乱れ
血管は、自律神経に支配されており交感神経で収縮、交感神経で拡張します。
その為、忙しく生活している現代人には交感神経優位になる時間が多く(ストレス含む)、自律神経が乱れると血管の収縮し、自律神経症状といわれるだるい、眠れない、疲れがとれない、頭痛、動悸や息切れ、めまい、のぼせ、立ちくらみ、下痢や便秘、冷えなどが起こってきます。
ストレスを気エネルギーで調整するとともに、自律神経に関係のある箇所の施術を実施していきます。
②痛み
痛みは、筋肉を硬くします=筋肉の血流が悪くなります。
例えば、よくやる筋肉痛など炎症症状が現れると痛み物質が出現し、痛みの連鎖が起こります。ある程度の期間で炎症症状が改善されると元に戻りますが、元々、血流が悪い方などは炎症症状の長期化がおき痛みの連鎖(別の場所も痛くなってくる)か起こり長引くだけでなく慢性化してしまう方もおられます。
痛みが取れるようにストレッチやモビライセーション、筋トレなど理学療法などを取り入れた施術を行い痛みを取り除きます。
③姿勢
長時間の不良姿勢は、血流を悪化させます。
例えば、長い時間、猫背でデスクワークなどおこなっていると、当然肩や首の後ろ、背中など余計な負荷が筋肉にかかり、血行不良になります。
そして、筋肉痛となり「重い」「凝った」などに繋がります。場所によっては、頭痛・吐き気にもつながる場合もあります。
自宅でも実施できるようなオーダーメイド体操を指導・実施し、無理のない効果的な姿勢調整を行います。
この3つの他に水分摂取(1日1.2ℓ)や運動不足(1日30分散歩)、喫煙習慣などもあります。
当院は、血流改善こそが様々な問題解決の手段になっているのではないかと考えています。その為、血流改善の手段として自分では改善が難しい①②③にスポットをあて重点的に施術を実施していきます。
そういう考えで施術をおこなっていますので、お気軽に何でもご相談下さい。
大野城市 風の音整体院