「天気の悪い時は、膝がうずくんよね〜。」
「たまに、病院で注射を打ってるけどね。その時はいいよ〜。」
「時々、違和感感じるんよね。」
こんな事を言ってる方をよくみかけます。
では、膝ってどんな構造になっているのでしょうか。
上記のように、3本の骨と膝蓋骨(お皿)でできています。
変形性膝関節症の方の図では、関節軟骨や半月板がすり減っているのがわかります。
では、どうしてすり減っているのでしょうか?
加齢?
違います。何歳になれば膝が痛くなるという目安なんかありません。
加齢で考えられるのは、加齢で姿勢が崩れて、膝自体に内側がすり減るような体重のかかり方になってしまった、ということです。元々、膝にかかるべき量の体重が分散できていれば、一生痛みはでないはずなのです。膝自体体重がかかっても、びくともしない構造になっているのです。
では、どこを治せば膝に適度に体重が分散できるのでしょうか。
例えばO脚の方の膝の場合、立っている状態から膝の内側に体重がかかりすぎています。なので、膝の内側、十分動かす事が違和感になると膝のお皿の下などにも痛みを訴える事が多いです。
どう施術するかというと人によって変わりますが、大雑把にいうと、膝の関節の中の機構を整える事と、膝周囲の筋肉の張りをとる事そして股・膝・足関節の関節可動域を確保する事、関係のある場所の神経筋再教育で姿勢調整する事このような事が大切です。
残念ながら、痛いのは膝なのですが根本的な解決をするには、膝だけでは限界があるのです。お客様の中には、上半身の不具合から膝の痛みにつながってる方も本当に多いです。
何でも違和感の時点で対処しとくと治りがとても早いです。
大野城市 風の音整体院