みなさん、頭の重さはどれくらいあると思いますか?
実は、8%と言われています。60kgの体重の方だと4.8kgです。
手でボーリングの球を持って、肘の角度を90度以上傾けてみてください。
静止状態でも相当辛いです。
このような状態が、肩・首にもかかっているのです。
筋肉には、2つの繊維の種類があって遅筋と速筋に分けられます。
上腕二頭筋は、45:55の割合で速筋の方がやや多く入っています。
それでは、肩コリにも関係している僧帽筋はというと75:25で、遅筋の方が多い割合で入っています。頭蓋骨を支える後頭下筋群も遅筋の方が多い割合で入っています。
速筋は瞬発的に大きな力をだす筋肉の繊維で、遅筋は持久力を発揮する時に使用される筋肉の繊維です。
なので、5キロ程度ある頭を支える筋肉としては十分の持久的な機能を持っているのです。
しかし、なぜ肩が凝って頭痛など起こるかというと、肩と頭の位置関係にあります。
頭が前に傾いた状態だと5キロの頭が最大27キロになると言われています。
では、どうしたら良いのかといいますと姿勢を調整すると慢性的な肩コリも軽減していきます。肩コリが改善していくと脳に酸素が行き届かない血行状態が改善し、頭痛も改善していくのです。
デスクワークの方でも骨盤の傾きや肩甲骨を調整すると、背骨が本来のS字カーブを取り戻し、結果頭が前に出過ぎない姿勢を作り出す事ができ、肩周り・首周りの筋肉の負荷を減らすことができます。
多くは、肩コリを感じている方は、猫背を気にしている方が多いですが、猫背を作り出した原因は手の負荷だったり股関節の具合だったり膝の具合だったりで人によって違います。そして、その原因を探り元々の原因を改善しなければ繰り返し症状が出現する事になるのです。
当院では、全身を施術しあなたの根本原因を探り出し、神経筋再教育する簡単な体操で姿勢調整を行なっていきます。ご興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。
大野城市 風の音整体院