頚椎捻挫、通称ムチウチは、頭を支える肩周辺の頚椎、頚椎の前後にある靭帯や筋肉が引き延ばされダメージを負い受傷する事でおこります。

その為、交通事故などに多いです。

頚椎捻挫の症状は、受傷直後に表れず、数時間後から翌日にかけて表れるのが特徴的です。

初期は、捻挫後2〜3日後、自覚症状が表れだす時期。安静を保つことが優先されます。病院受診するとカラーで首を固定する事になると思います。

頭は5キロ以上あるので、ダメージを受けた軟部組織に負担を生じさせないために必要です。

中期では、捻挫後2週〜1ヶ月に痛みが出ない範囲で徐々に可動範囲を増やしていく時期。

後期では、捻挫後1ヶ月後〜2ヶ月後、筋肉を慣らしていく運動時期。

となっています。

捻挫をしてすぐに辛くならないので、原因も分かりづらいこともしばしばあります。

当院に来られた方は、体が調子良かったので、さらに良くなろうとユーチューブを見ながら運動をされていたそうです。

気持ちはよくわかります。

しかし、人によっては大衆に向けての体操で、逆に悪くなる事もよくあります。

体を動かすことは良いことです。しかし、良くなろうとして悪くなると怖いですよね。

そこで簡単な判断基準をお教えしたいと思います。

それは、痛みが出るようなものはすぐに止めるという事と最初から強めにはしないこの2点です。

うまくその体操が、自分に向いていたら感覚として気持ちいいのです。ストレッチした時に感じるような気持ちよさです。

施術中も痛いだけのものは、良くはなりません。効果があるのは、「イタギモ」つまり気持ちいいが入っているのです。

痛いだけというのは、体が発するアラートのようなもので

「それ以上すると、あなたの体、ヤバイよ！！」

と教えてくれているものなのです。

賛否両論ありますが、私は自分で運動、体操などをする事はとてもいい事だと思います。

動いた方が、ある一定の期間を除くと大抵は動く方が良くなるからです。

当院では、その方に一番必要で一番適した簡単な5分以内の体操などもお教えして施術＋体操で効果を高めています。是非一度、体験してみてくださいね。

大野城市　風の音整体院