好転反応は、身体が正常に戻る際に、身体の変化を急激に脳が知覚することで起こります。
そのため、症状としては2〜3日の方が多く、長くても1週間以内です。
反応の種類としては、4つあり
①弛緩反応<症状>急激な倦怠感、疲れ、発熱
②過敏反応<症状>体全体の痛み、かゆみ、汗をかく。治療した箇所の炎症、かゆみ、痛み。
③排泄反応<症状>吹き出物、発疹、ニキビ、尿の色が濃くなる、下痢。
④回復反応<症状>発熱、吐き気、腹痛、だるさ
と言われています。
特に、お体の悪い状態の方に好転反応は現れやすいと言われています。
いい状態に戻るための反応なので、好転反応が落ち着いた時には当然施術前より断然、良くなっていることに気づかれると思います。
どの治療院でも説明があると思いますが、特に初めて整体・整骨院で施術される方などは、調子が悪くなったと勘違いされることもあるとは思いますが、そこは安心していいと思います。
そして、施術を繰り返すうちに好転反応が出にくくなるのもポイントです。
ですので、好転反応が出たらゆっくりしてお水を飲む事をオススメしています。
耐えられないほどの好転反応の状態は今までにみたことはありません。
なので、少しお辛いかもしれませんがお体の良い状態を得るための2.3日の試練と思っていただけると幸いです。
その後は、今までに感じた事がないお体の回復が自覚できると思います。
それと、もみ返しなのですが、もみ返しは筋肉のケガです。良くない状況という事はお分かりだと思います。
症状が出る期間は1〜2日と好転反応と同じですし、筋肉痛のような痛みも同様なのが厄介なのですが、大きく違うのは落ち着いた時に以前より体の状態が良くなっているかどうかが、見分ける最大のポイントです。
好転反応であるなら、お体が良くなるための反応なので、以前と比べて良くなっていることは確かです。
ずっと通っているのに施術後だけ良くて、いい状態の日数が延長していかないのは、もみ返しの可能性があります。
筋トレの怪我は、筋肥大、つまり筋肉が増えていい事です。
しかし、揉み返しのただ単に怪我をしただけの状態は、繰り返すほど、そこの筋肉が何回も怪我してどんどん硬くなるので以前よりさらに血液循環が悪くなり、結果的に最初に施術した時よりも悪い状態になっていきます。
そして、そこの箇所だけではなく体は繋がっていますので、もちろん体全体も悪い方向に進みます。
つまり、今はさほど感じないようなさまざまな不調が出てきます。
さまざまな箇所をまわって当院にこられた方々が、あまりにもそのような状態になっている方が多いので今回、好転反応と揉み返しについて少し書いてみました。
大野城市 風の音整体院