カテゴリー:好転反応 / 自律神経 / 過敏性大腸症候群 / 風のたより
過敏性腸症候群の原因は、明確に分かっていないようです。
感染性腸炎の後に発症する方が一部いらっしゃるので、何らかの腸の免疫異常が関係している可能性もあるとか、 また、腸内細菌や食事、睡眠、ストレスなどにより自律神経が乱れることで、腸の運動が異常をきたし過敏性腸症候群の症状が現れるともいわれています。
症状としては、腹痛と便秘または下痢を繰り返し引き起こします。
人によって強弱はありますが、下腹部痛、腹部膨満、ガス、便秘、下痢がよくみられます。
当院にもこちらの症状でお悩みのお客様が来られる事があります。
年の2/3も食中毒のようにひどい腹痛と下痢に悩まされているという方もおられました。
この症状の大半は、上半身と首回りに原因がありそうで、やはり自律神経の乱れに大きな原因があるのではないかと私は思います。
というのも、多くの過敏性大腸炎の方々の共通点として首〜上半身の筋肉の緊張がみられます。
なので、この首〜上半身の血流の流れを整えると改善に向かって来られるのです。
この、自律神経の乱れに関するところは人間の脳の奥の方に命令する箇所があり、会社でいうと会長のようなものの領域があります。そこが、ホメオスタシスとも関係しています。
ホメオスタシスとは、生物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことでです。
つまり、体の一部に何かの変化があった時、体全体で変化の度合いを平均化するというイメージで良いかと思います。
余談ですが、好転反応もこのホメオスタシスの影響があると認識しています。
私たち人間にとって、自律神経は本当に大切なものです。
というのも体性運動神経とよばれる自分でコントロールできる運動の神経細胞より、自分でコントロールできない自律神経細胞のほうが圧倒的に多いのです。
体性神経細胞は、脊髄全体で12万個ですが、自律神経細胞は首の部分だけで90万個のようです。
圧倒的な差ですよね。
それだけ重要であるにもかかわらず、まだ役割については未知の世界のようです。
当院は、体全体の施術をする事で、どこかを良くするのではなく本来の状態にできるだけ手技で近づけていくという施術法をとっています。
そのため、体への大きな負担なく良い方向へと導いていけます。
お気軽にお問合せください。
大野城市 風の音整体院