風邪のひきはじめは、体の免疫が活発になり、ウイルスを排除するために体温を上昇させると発熱やそれに伴う寒気、震えがみられます。
それとは同時に頭痛、筋肉痛・関節痛、だるさもあらわれやすく、これを風邪のひきはじめのサインと感じる人もいます。
しかし、年を重ねていると、風邪のひきはじめの症状の発熱や寒気がしなかったりする事も多く、関節痛が急にひどくなった、頭痛で頭が急に最近痛いなどの症状のみ出現する事もよくあります。
その時は、風邪の初期の症状なので、風邪を治すと頭痛、関節痛も当然よくなります。
風邪を早く治す方法としては、やはり睡眠(安静)・食事・水分です。
ウイルスや菌を体から排除するためには、お薬も重要ですが、免疫を上がる努力をしてみると早い回復に繋がります。
ウイルスと菌と闘ってくれる免疫の事を考え、食事や水分などエネルギーの補給を行い、免疫以外の余分なエネルギーを使わない(安静)という事が重要です。
また、安静にしていると副交感神経(リラックス)が働きます。
そのため、内臓関係に血流の割合が行きやすいのです。
つまり、免疫が働きやすい環境といえます。
風邪の時は、お薬で症状を軽減させ、免疫を最大限に働かせる努力をしてみてください。
また、免疫細胞の70パーセントを占めている腸、つまりお腹を湯たんぽで温めると個人的には回復が早いように感じます。
無理をすると、長引いたり、こじらせて肺炎になったりする方もおられますのでできる限りの安静と水分摂取と栄養補強をオススメします。
4月は季節の変わり目です。
自律神経も乱れやすく風邪もひきやすいです。
学生なら新学年、職場では新入社員が入社したり、部署が変わったり、また自分でなくても家族の状況が変化したり、目まぐるしい変化が続く方が多いです。
心と体が環境に馴染むまでにまだまだ期間を要します。
風邪の予防は大切ですが、もし風邪をひかれたらできるだけ早い期間で完全に治すように少し参考にしてみて下さい。
大野城市 風の音整体院