人間は空気と水と食物を体内に入れて活動していますが、その結果、体内で発生する有害な老廃物や毒素は、体外に排出しなくてはなりません。
人間の体のひとつひとつの細胞が、血液で運ばれてきた栄養と酸素を受け取り、老廃物や二酸化炭素を出しています。
その老廃物には、次のものがあります。
1、尿素窒素……たんぱく質が分解された後のゴミ
2、クレアチニン……筋肉が運動するためのエネルギー源の燃えカス
3、尿酸……遺伝子の構成成分であるプリン体が、肝臓で分解されてできるゴミ
余談ですが、尿酸と聞くと、痛風を思い浮かべます。
遺伝子の構成成分であるプリン体が、肝臓で分解され尿酸ができます。
これは、肥満や無酸素運動によって合成量は上がると言われています。
なので痛風は、上記の理由で合成量が上がりすぎるか、腎臓での排出がうまくいかなくなるために血液内に尿酸が溜まり、関節内で炎症が起こる状態です。
話は元に戻りますが、腎臓は有害なものを排出するという重要な役割をしています。
便は、実は腸内細菌と腸の粘膜が大半であとは、食物のカスなので、腸内の老廃物が大半といえます。
しかし、尿は体全体の老廃物の処理場なので、機能しなくなると生死に関わる為、透析が必要になります。
腎臓は、肺と同様に臓器の中でも複雑な作りをしているので一度壊れると修復されないと言われています。
このように考えると、内臓は大切にしていかないといけないなとつくづく思います。
内臓には血管が沢山あります。とくに腎臓には多いです。
そして、血管、内臓関係を支配しているのは自律神経です。
筋肉を動かす体性神経とは別です。
副交感神経、つまりリラックスすることは体にとっても、臓器にとっても重要です。
リラックス、ゆったりできる習慣を持つように心がけてみてはいかがでしょうか。
大野城市 風の音整体院