起立性調節障害は自律神経の働きが悪くなり、起立時に身体や脳への血流が低下する病気です。
そのため、朝になかなか起きることが出来ない、朝の食欲不振、全身倦怠感、頭痛、立っていると気分が悪くなる、立ちくらみなどの症状が起こります。
思春期に多いと言われています。
朝起きられなくて、お昼から学校に行ったり、放課後部活だけは元気にいけるという方も多いです。
こちらは、人間の発育についての表です。
個人差は、あるでしょうが16歳くらいまでは、脳の神経系は不安定であるといえます。
そして、起立性調節障害の好発年齢は10 ~16歳、有病率は、小学生の約5%、中学生の約10%とされ、男:女=1:1.5 ~2と言われています。
自律神経系の中枢は、視床下部という脳の奥の方です。
脳は神経の塊です。
そこの部分に影響してしまっているのではないかと思います。
なので、大人で神経系の成長がある程度固定化すると症状は出にくいのではないかと考えています。
不安定な要素が少なくなるわけです。
上記のことを考慮し、起立性調節障害を改善するためには、外部からの自律神経のバランスが不安定になる要素を除かなければならないということになります。
①緊張状態の筋肉を緩め、姿勢調整など全身の血流改善する→副交感神経優位に傾ける為
②寝る前のスマホをやめる→瞳孔の収縮で自律神経が乱れる為
③発酵食品を取り入れ、活動できるときには動く→腸内環境を整え、腸に9割以上あるセロトニンを増やす。
このような事を行います。
起立性調節障害の改善は、個人差は大きいです。
しかし、徐々に改善傾向に向かっているのは実感できると思います。
お悩みの方は、是非一度、風の音整体院を体験してみて下さい。
大野城市 風の音整体院