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高血圧の定義が、2024年4月から変わりましたね。
今まで、140/100以上を高血圧としていたものが、この4月から160/100以上に変わったそうです。
血圧が高いとなぜよくないのでしょうか?
実は高血圧になると、動脈硬化、脳出血や脳梗塞、大動脈瘤、腎硬化症、心筋梗塞、眼底出血などの原因となるから。つまりこういった病気のリスクが上がるからなんですね。
なので、時に自覚症状や高血圧が関係する病気がない人にとったら、薬を飲む事は予防のためということです。
その為、時代の流れと共にいろんなものの進化があってエビデンスが追加され、より研究の精度が上がってきた結果、140から160に変更されたのでしょうね。
ちなみに、収縮期血圧(上)は、2024年までは140、その昔は年齢+90とされていたようです。
個人的に思う事なんですが、年齢を重ねるにつれ、それだけ長きにわたって使用しているので、血管も子供の時より劣化するのは当たり前なことではないかと思います。
しかし、物と同じで今までの使い方やメンテナンスによって良い状態を保てているのか、大きく劣化してしまっているのかが変わるのではないかと思っています。
輪ゴムは、時間が経つと柔軟性がなくなり、キレたり、色が薄くなって伸縮性がなくなったりしますよね。
それと同じだと思いますが、1つ違うのは、私たちは生きているという事です。
そのため、ある程度の劣化は仕方ないですが、体の細胞は入れ替わるのである程度までの改善は可能なのではないかと思います。
予防的な観点から、薬での血圧管理は重要だとは思いますが、それ以上に薬以外で自分の体を何かしら改善していこうという姿勢が何より大切ではないかと思います。
血圧が高い方が飲む薬がしている事は、血管を広げて血圧を下げるか、尿を出させて血圧を下げるかです。
お薬の副作用は、ほてり、頭痛・頭重、動悸、めまい・ふらつき、倦怠感、貧血、発疹・そう痒、蕁麻疹、光線過敏症、歯肉肥厚、歯肉炎などが報告されているようです。
血圧の数字をとても気にする方がほとんどですが、本当に大切なのは生活習慣です。
数字は今までの生活習慣の結果であり、目安です。
数字に執着するより、今よりも来年、体の状態がよくなっていることを目指してみてはいかがでしょうか。
たとえ、来年お薬は継続していたとしても、根本的に改善できているなら必ず実感できると思います。
風の音整体院では、血管調整に関わっている自律神経調整、筋肉・関節調整、姿勢調整をおこなっています。
ぜひ、お困りの際は、風の音整体院にご相談お待ちしています。
大野城市 風の音整体院